新元号「令和」が発表され、5月1日からいよいよ新しい時代を迎えますが、平成の時代を生きたママたちの半数以上が、新時代に向け「家事育児は女性負担が多いのが当たり前という価値観を終わらせたい」と望んでいることが、女性向けウェブメディア「ウーマンエキサイト」の調査でわかりました。
同調査は、ウーマンエキサイトを利用するママユーザー1199人を対象に行われました。
子どもができると育児や家事が忙しく、自分の自由な時間がなくなってしまいがちです。
「ママとなっても自分時間が必要だということに気づいていましたか?」との質問に、85%のママが「気づいていて必要だと思っている」と回答。さらに「気づいていなかったが必要だと思った」と合わせて97%ものママが、自分の時間を必要だと思っていることがわかりました。
しかしその一方で、ママの自分時間は必要だと周囲の人に「理解されていない」と回答したのは55%と過半数。
「誰に理解されていないと感じますか?」との質問では、1位はダントツで「パパ」、次いで「義理の両親」「両親」という結果となりました。
新しい時代に期待することのトップは「家事育児は女性負担が多いのが当たり前という価値観を終わらせたい」(55%)で、2位は「男性も女性も勤務時間が長い『働き方』を終わらせたい」(49%)。
以下は「子どもの虐待やいじめ問題などを減らしたい」「待機児童問題(保育士さんの待遇)を解決してほしい」「PTAや保護者会などの運営を状況に合わせてアップデートしてほしい」という結果となりました。
平成のママたちは、自分時間を十分に持つことが難しい現状を変えるためにも、パパの家事育児参加や長時間労働問題などの解決を望んでいるようです。