日本は世界の中でも水道水が飲める数少ない国のひとつですが、5割以上の人が飲用水にミネラルウォーターを購入しているという調査結果が発表されました。

同調査は、インターネットリサーチを手掛ける「NEXER」と、ミネラルウォーターの製造及び販売を行う「ケイ・エフ・ジー」が共同で実施。水にこだわりを持っているボイスノート会員232人を対象に行われました。

飲用水について「ミネラルウォーターを購入している」と回答した人は56.9%で最も多く、次いで「浄水器を使っている」(48.3%)「ウォーターサーバーを使っている」(9.5%)という結果でした。

「水道水を避ける理由」で最も多かったのは「味」(55.2%)で、以下は「臭い」(44.0%)「含まれる成分」(40.9%)でした。

水道水の味や臭いが気になるという声は以前からありましたが、「含まれる成分」にも気を使う人が多いことがわかり、より良質な水が求められていることがうかがえます。

ミネラルウォーターの1人当たり消費量は、20年前に比べると約5倍になっている(日本ミネラルウォーター協会統計)ことや、国による「健康のため水を飲もう」推進運動など、水への意識はさらに高まりつつあるようです。