日頃食べるおにぎりの形が東日本と西日本で異なり、東日本では三角型、西日本では俵型が多いという調査結果が出た。

海苔とお茶の食品メーカー山本山がオンラインショップ会員167人を対象に実施したアンケートによると、「普段食べるおにぎりの形」は、東日本では「三角型」(68%)が最も多く、「平たい丸型」「俵形」「球体」の順。一方、西日本では「俵形」(57%)が1位で、「三角型」(37%)は2位だった。西日本の人からは「関東に来て、おにぎりが三角形で驚いた」といった声もあった。

「おにぎりに使う海苔の形」は、三角型を食べることが多い東日本では「半切り」(34%)、俵型が多い西日本では「8切」(35%)がそれぞれ1位。

「おにぎりに巻く海苔の種類」は、東日本では「焼き海苔」が91%とダントツで2位の「味付け」はわずか9%。反対に、西日本では「味付け」(62%)が「焼き海苔」(38%)を大きく上回った。

形や種類は違えど「おにぎりの海苔の好み」については、いずれも「パリパリ派」が8割。日本のソウルフードをよりおいしく食べたいというこだわりがある人が多いことがうかがえた。