忙しい生活の中で、子どもと面と向かって会話をする時間が減ってしまったと感じているママは少なくないのでは。

江崎グリコの調査では、約6割のママが「自分が子どもの時より、子どもとの会話が減った」と実感していることがわかりました。スマートフォンの利用時間の増加も一因のようです。

江崎グリコ調べ
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この調査は、幼稚園または小学生の子ども(末子)がいて、個人用スマホを持っている20~40代のママ500人を対象に行われました。

「自分が子どもの時より、子どもとの会話が減っていると思うか」と尋ねると、約6割の人が「そう思う」と回答。さらに、どの程度まで会話が減っているかとの質問では、平均が「62%」という結果でした。自分が子どもの時よりも、子どもとの会話時間が4割近く減ってしまっていることになります。

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ママたちが「子どもと対面で会話をする時間」で最も多かった回答は「30分以上、1時間未満」(28%)でした。一方で「スマホを利用している時間」で最も多かった回答は「1時間以上、2時間未満」(31%)と、子どもとの会話時間を上回る結果に。また「子どもと対面で話す時間」以上に「スマホを利用している時間」が長いと回答した人は65%も見られました。

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実際に、ママたちからは、「お互いに手が空いている時間でも、YouTubeを見るなど、スマホを使って過ごしてしまう」(39歳:子ども/幼稚園児)「つい家事やスマホをしながら話してしまう」(35歳:子ども/幼稚園児)などの声が上がっており、「子どもと同じ空間にいても自分がスマホを見てしまうことがある」と回答した人は84%にも上ります。家事や育児の合間についスマホ…。そんなママが多いことがうかがえます。

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とはいえ、84%のママが「子どもとの会話をもっと増やしたい」と回答しています。どのように会話時間を増やしたいと思うかきくと「スマホの時間を減らせば、会話が増えると思う」(44歳:子ども/小学生)とスマホ利用を控えるという意見がきかれます。

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スマホの利用を控え、その分、一緒に料理やおやつ作りをしたり、スポーツを楽しむことで、子どもとの会話時間を増やせるといいですね。