予防医学に力を入れるアンファーはこのほど、全国47都道府県各100人(男女50:50、20代~60代まで各10人)を対象に行った「ニッポン健康大調査2018」の結果を発表した。

同調査では、さまざまな医師監修の下、健康的な生活習慣の行動について、調和のとれた食事、適切な運動、十分な休養・睡眠、ストレスのない生活、嗜好品の摂取などの「健康5項目」を基礎に47都道府県の結果をランキング化した。トップ3とワースト3をそれぞれ紹介する。

健康生活習慣実行力ランキング

<トップ3>
1位 奈良県
2位 徳島県
3位 山梨県

奈良県のデータ(「ニッポン健康大調査2018」より)
奈良県のデータ(「ニッポン健康大調査2018」より)

<ワースト3>
47位 大分県
46位 愛媛県
45位 青森県

大分県のデータ(「ニッポン健康大調査2018」より)
大分県のデータ(「ニッポン健康大調査2018」より)

「運動」「食生活」「睡眠」「嗜好品」「ストレス」の5項目におけるポイントが高く、「健康生活習慣実行力ランキング」で1位を獲得したのは奈良県。寝る前のスマホ回数が少ない、6時間以上8時間以下の理想的な睡眠スコアで1位、飲酒習慣、喫煙習慣がない、などによる嗜好品スコアでも1位、ストレスを感じる頻度によって換算するストレススコアにおいても1位と、心身ともに健全な生活を送っているという結果となった。

一方、最下位の大分県は、運動スコア46位、睡眠スコア47位、食生活スコアでも43位だった。

運動頻度の高い都道府県ランキング

<トップ3>
1位 兵庫県
2位 神奈川県
3位 徳島県

<ワースト3>
47位 秋田県
46位 大分県
45位 長野県

1位の兵庫県は、週に2回以上、1回あたり30分以上の運動を行うことが基準となる運動スコアで1位、「ジムに通う」の回答が最も多いなど、日常生活で健康の維持・増進のために体を動かす県民が多いという結果となった。

一方、47位の秋田県は、運動スコアが最も低く、「私生活の中で身体を動かす意識をしている」においては46位だった。

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