スポーツの秋です。スポーツに関する知識を深めるために、一般の人でも気軽に受けられそうな資格や検定を探してみました。3つとも内容に沿ったテキストや問題集が発行されているので、初心者でも挑戦可能です。これから勉強を始めたいという方、力試しをしたい方などにおすすめです。

 このほかにも競技別に分かれたものや、より専門的な内容など、いろいろな資格や講座があります。レベルや興味の方向に合わせ、探してみるとよいでしょう。

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資格
スポーツリーダー(スポーツ指導基礎資格)
地域におけるスポーツグループやサークルなどのリーダーとして活動するために、スポーツやボランティアに関する基礎的な知識を学ぶ資格。日本体育協会公認。集合講習会コース、通信講座コースがある。受講条件は、受講する年の4月1日現在満18歳以上であること。

検定
体力トレーニング検定®
2014年秋から始まった、体力トレーニングに関する知識レベル認定制度。トレーニングに関する正しい知識を身につけ、ケガを防ぎ、トレーニング効果を最大限に引き出すことを目的とする。1級(社会人・プロフェッショナルレベル)、2級(体育・スポーツを専門とする大学生レベル)、3級(高校生~一般大学生レベル)がある。個人受検(会場・千葉県)のほか、学校単位で受検できる団体受検がある。

スポーツ医学検定
一般の人を対象にした、身体のことやスポーツによるケガの知識を問う検定試験。スポーツのケガを減らし、安全なスポーツ環境を作るために、スポーツ医学の知識(身体やケガの知識)を、スポーツ現場にいる方々に広めることを目的として作られた。指定会場で受検する1~3級のほか、ウェブで受検できる初級コースもある。すべて年齢、性別、国籍に関係なく受検可能。

スポーツリーダーの資格を取得したM・Kさんの話

 スポーツをする子どもの体について勉強したいと思い、いろいろ調べたところ「スポーツリーダー」という資格を見つけ、挑戦しました。平日は仕事をしているため、都合のよい時間に勉強できる通信講座を選びました。この資格で仕事をするということではありませんが、スポーツに関するさまざまなことが学べて、実生活にも役立っています。