春野菜の代表格とも言える菜花。ほんのりとした苦みが春を感じさせます。

菜花が出回る短い時期に、我が家ではパスタや炒め物、あえ物やスープなど、色々作って楽しんでいますが、今回は炒め物を紹介します。

ポイントは菜花の下処理。決してゆでてはいけません。のちに炒めるので、さっと湯をくぐらせるだけにして、かたさを残します。

油揚げのタンパク質と合わせることで菜花のビタミンCを効率よく取り入れ、コラーゲンの生成を促して傷や炎症の治りを良くする効果を期待します。菜花に含まれるビタミンEは脂溶性の栄養素なので、油と一緒に摂取するのがおすすめ。パスタを合わせてもおいしいですよ。

菜花と油揚げのソテー

菜花と油揚げのソテー

材料(4人分)
菜花…約150g
油揚げ…2枚
ニンニク…1片(みじん切り)
鷹の爪、塩、オリーブ油、ポン酢しょうゆ…各少々

菜花と油揚げのソテーの材料

作り方
❶油揚げは熱湯をかけて油抜きし、三角にカットする。
❷菜花は塩を入れた熱湯にさっとくぐらせ、水けをきる。
❸フライパンにオリーブ油とみじん切りにしたニンニク、鷹の爪を入れて火をつける。弱火~中火にして焦げないように炒め、香りを出す。香りが出たら強火にし、下処理しておいた油揚げを投入。焦げ目がついたら菜の花を入れ、短時間で一気に仕上げる。
❹最後にポン酢をひと回しかけて出来上がり。

【アスレシピ特派員=茨城県在住・大久保慈泉】