季節になると実家の庭にレモンとゆずがたくさんなるので、「塩レモン」と「ゆずみそ」を作っています。調味料にすることで保存もきき、さらに皮ごと使うのでビタミンCやクエン酸がとれて、免疫力アップや疲労回復にも。かんきつ類の香りによるリラックス効果にも期待したいですね。
肉や魚、野菜などをおいしくしてくれる万能調味料、ぜひいろいろなメニューに活用してみてください。
塩レモン
◆材料（作りやすい分量）
レモン（国産無農薬のもの）…適量
塩…レモンの10～20％
※塩分が少なすぎるとカビの原因になります。
◆作り方
❶レモンをカットする（輪切りでも、くし形切りでもOK）。
❷消毒した保存瓶にレモンと塩を交互に入れ、最後は上部を塩で覆う。
❸直射日光を避け、1日1回上がってきたレモン汁が全体にいきわたるように瓶を上下する。1週間ほどで、しっかりレモン汁が上がり、とろみがついたら出来上がり。その後は冷蔵庫で保存する。
◆塩レモン活用レシピ
唐揚げや鶏ハムの下味など、塩の代わりに。ドレッシングやマリネに入れても、さわやかなおいしさです。
ゆずみそ
◆材料（作りやすい分量）
ゆず…3個
みそ…300g
砂糖…大さじ3
みりん…大さじ3
※甘さはお好みで加減してください。
◆作り方
❶ゆずの皮を薄くむき、みじん切りか細くスライスにする。
※白いワタが入ると苦みが出るので、黄色いところのみを使用する。
❷皮をむいたゆずの果汁を搾り、種を取り除く。
❸鍋にみそ、みりん、砂糖、ゆず果汁を入れ、火にかける。煮立ったら中火にし、かき混ぜながら水分を飛ばす。
❹③にゆずの皮を加え、2分ほど一緒に煮込む。
◆ゆずみそ活用レシピ
定番のふろふき大根や鍋のつけダレ、肉や魚のみそ漬けに。焼きおにぎりにもおすすめです。
【アスレシピ特派員＝神奈川県在住・枝光悦子】
