お店へ行けば必ず見かけるキャベツ。サラダに焼きそば、お好み焼きなど、色々なレシピに使える便利な食材ですね。でも、案外最後まで使いきれないことってありませんか? 今回はキャベツの使い切りアイデアを提案します。

キャベツをひと玉買うと、葉の外側、内側、芯の部分と色々な部位があり、手触りも歯触りも違います。それぞれの特徴と、向く調理法は以下の通りです。

外側の葉=繊維が太く、厚みがあるので、炒め物など油を使った料理に向いています。
内側の葉=やわらかく、味にもクセがないので、手でちぎって使うと口当たりが良いです。
中心の葉=繊維が細くて薄く、甘みがあるのでサラダ向き。数分水に浸けるとパリッとします。
=歯ごたえがあるのできんぴらなどに。電子レンジを使うと手軽です。

写真右が外側、左が内側の葉
写真右が外側、左が内側の葉

火も包丁も使わずに作れる簡単キャベツレシピ

キャベツのカレー甘酢あえ

<キャベツのカレー甘酢あえ>
材料
キャベツ(内側の葉)…1/8個
砂糖…大さじ2
酢…大さじ2
カレー粉…小さじ1
塩…少々
白ゴマ(好みで)…適量

作り方
❶キャベツは芯を除き、食べやすい大きさに切ってポリ袋に入れる。調味料を加え、もみ込む。
❷冷蔵庫で1時間程度おき、味をしみこませる。器に盛り、好みでゴマ適量を振る。

とても簡単ですが、カレー風味で食欲が増し、酢の効果で疲労回復にもつながります。あと1品欲しい時にもぴったりです。冷蔵庫にキャベツが残っていたら、今晩のおかずにお試しあれ!

【アスレシピ特派員=東京都在住・久保田美奈子】