あっという間に夏休みも終盤です。休み中は習い事の送迎や食事作り、宿題など、子どもと接する時間が増えるので、思った以上にたくさんのエネルギー(気)が失われています。「熱はないけれど、なんだか疲れた」「夏バテかな?」と感じたら要注意です。

子どもと関わる時間が長くなる夏休み明けは、思った以上に疲れがたまっているかも
子どもと関わる時間が長くなる夏休み明けは、思った以上に疲れがたまっているかも

夏は、汗からも「気」は流れ出ていきます。さらに水分も失われ、体は乾燥、血液はドロドロ、熱もこもりがちに。秋の初めに髪の毛やお肌がカサカサになって、疲れが一気に出たという経験はないでしょうか。

こんな時こそ「おうち薬膳」がおすすめです。薬膳というと、生薬をすり鉢でゴリゴリとすりつぶして使うようなイメージを持つ方が多いかもしれませんが、そんなことはなく、身近な食材で十分に体を養うことができます。

夏の終わり頃には、次のような食材をとるとよいと言われています。

・気を補いたい、疲労を回復させたい時=鶏肉、豚肉、サケ、米
・体にこもった熱を取りたい時=キュウリ、トマト、小豆、豆腐、ゴーヤー、トウガン
・体を潤したい時=キュウリ、トマト、メロン、桃

特に難しいことはなく、今の体の悩みや予防したい症状に合わせて食材を選び、組み合わせて使うだけ。それぞれの食材でどんな料理ができるかな? と考えるのも楽しみのひとつです。

例えば、揚げ鶏を作り、キュウリやトマトを甘酢であえたソースをかける。そこに豆腐とトウガンのスープを添えたら、立派な「おうち薬膳」の出来上がりです。

揚げ鶏に季節の野菜の甘酢あえをかければ、立派な「おうち薬膳」に
揚げ鶏に季節の野菜の甘酢あえをかければ、立派な「おうち薬膳」に

まずは季節の野菜や果物を食べるところから始めてもOK。今夜は食材を少し意識して、家族の体を養う「おうち薬膳」を作ってみませんか。

【アスレシピ特派員=東京都在住・久保田美奈子】