4月から特派員に加わった久保田美奈子さんのレポートです。

正しい知識を得ることの大切さを痛感

進級や入学でお子さんの学年が上がり、練習や試合の強度も上がっていることと思います。食事の大切さは痛感しているものの、何から手をつければ良いか分からないと思う方も多いのではないでしょうか。

私は、小学5年になったサッカー少年のご飯作りに奮闘する、ごく一般的な母親です。息子がサッカーを始めた低学年の頃は、他のスポーツに取り組んでいたこともあり、ケガが多く、試合や練習に参加できない苦しい日々が続いていました。

息子(左)は食事改善を始め、ケガをしにくくなりました
息子(左)は食事改善を始め、ケガをしにくくなりました

「ケガをしにくい体にしてあげるには、やはり食事が大切なのではないか」
そう考え、手当たり次第にスポーツによさそうな食事を取り入れ始めました。

最初は、周りの人から聞いた話に片っ端から飛びついていました。しかしせっかく食事を作っても、息子が残すとつい叱ってしまったりと失敗も多く、継続することの難しさも感じていました。

なぜ続かないのか。自分なりに考えてみると、
「栄養についての正しい知識がない」
という結論に至りました。

そこで、まずはスポーツ栄養についての正しい知識を得るため、情報収集を始めました。

図書館や書店に足を運ぶと、アスリートのご飯やスポーツ栄養の本はたくさん出版されています。私は情報過多になり過ぎると続けられなくなると考え、気に入った本や情報サイトに絞ることにしました。

私が購入したのはこの4冊
私が購入したのはこの4冊

実際に勉強をスタートしてまず驚いたのは、ご飯やパンなどの主食の次に多くとる必要があったのは、タンパク質ではなく、野菜や海藻などのビタミンやミネラル類だったことです。ご飯をたくさん食べられるようにと、肉や魚などの主菜を多く作っていたことが、マイナスに働くこともあると知った時は衝撃を受けました。

知識が増えるにつれ、子どもの体重や身長に応じた適切な栄養摂取量がわかるようになり、よりアプローチがしやすくなりました。すぐに確認できるよう、栄養素の一覧表を冷蔵庫に貼ったり、息子と共有したりしています。

農林水産省のホームページに掲載の「食事バランスガイド折り紙」は、プリントアウトして折ると駒の形になり、子どもも栄養の摂取量などが分かりやすく学べます
農林水産省のホームページに掲載の「食事バランスガイド折り紙」は、プリントアウトして折ると駒の形になり、子どもも栄養の摂取量などが分かりやすく学べます

完成形。表面には「1日に食べる量のめやす」のイラストがそろいます
完成形。表面には「1日に食べる量のめやす」のイラストがそろいます

裏面には解説が書かれています
裏面には解説が書かれています

冷蔵庫にも貼り、常に目に入るようにしています
冷蔵庫にも貼り、常に目に入るようにしています

その後、スポーツ栄養の講座や個別の指導も受け、少しずつ結果につながってきています。さらに、専門的な資格取得に向け、勉強も始めました。まだ全てが順調とはいきませんが、悪戦苦闘しながら取り組む我が家の食事改善の日々を、これからレポートしていきたいと思います。

【アスレシピ特派員=東京都在住・久保田美奈子】