ラグビーを頑張る長男が中2から始めたアスリート食。4月から大学生となり、いよいよ家を出ます。これからは食事の管理も自分でしていくことになりますが、栄養素について考えながら食事を選択する練習も最終段階に入っています。

長男と同じくラグビーを志す次男も、4月からは高校生。電車通学と部活動生活が始まります。入学までにできるだけ増量することを目指し、まだまだ背も伸ばしたいので、今のうちにしっかり寝ることも心がけています。

学校が始まれば通学に時間がかかるため、今までよりも朝早く家を出ることになります。部活も毎日あり、慣れない生活に疲れが出て、どうしてもエネルギーが疲労回復に使われ、成長に回らなくなります。そのため、入学までに少しでもたくさん食べて自主トレをし、たくさん睡眠をとってもらいたいと考えています。

昨年8月には180センチ72キロでしたが、半年後の現在は184センチ77キロ。背を伸ばしながら体重も増やすのは大変ですが、少しずつ増えてきています。

背を伸ばすためには、ジャンプ競技の練習が良いのでは? と考え、良く伸びをしたり飛んでもらっていますが、友だちとバスケットボールをしたりするのも楽しくトレーニングできて良いと思います。小さい頃から興味があるものにはどんどん挑戦し、さまざまな体の動き、スポーツをしてきたことが、今では本当に良かったと思っています。

天津飯の日の献立例。作り置きや前夜の残りなどもどんどん活用し、小鉢を並べます
天津飯の日の献立例。作り置きや前夜の残りなどもどんどん活用し、小鉢を並べます

食事では、朝から炭水化物とタンパク質をいかにとらせるかをポイントにしています。吸収させるためにはビタミンやミネラルも必要なため、作り置きや前夜の残りをどんどん活用して小鉢も並べます。一口ずつでも良いので、色々とってもらいたいと思います。

今回は朝食に、400gのご飯を目玉焼きで食べることに飽きた次男に完食してほしくて考えた天津飯を紹介します。桜エビやカニかまを入れ、抗酸化作用のあるアスタキサンチンもとれるようにしています。

天津飯

天津飯

材料(1人分)
ご飯…400g(ラグビー選手増量期の量)
卵…3個
カニかま…50g
釜揚げ桜エビ…30g
塩、コショウ…各少々
油…大さじ1
片栗粉…大さじ1
ミツバ(あれば)…適量

<あん>
水…150cml
鶏がらスープの素…小さじ2
黒酢…小さじ3
しょうゆ…小さじ1
はちみつ…大さじ1

作り方
❶ 鍋にあんの材料を入れて混ぜる。中火にかけ、ふつふつとしてきたら倍量の水で溶いた片栗粉を入れ、透明になったら火を止める。
❷器にご飯を茶碗で形を整えて盛り、用意しておく。
❸ボウルに卵を溶き、カニかま、桜エビ、塩、コショウを混ぜ、卵液を作る。
❹直径20センチ位のフライパンに油を熱し、卵液を入れ、箸で寄せるように動かしながら焼き、半熟になったら火を止める。
❺用意しておいたご飯に卵焼きを乗せ、あんをかけ、あればミツバを飾る。

【アスレシピ特派員=東京都在住・山崎文恵】