<ママ特派員・サポーターから>

鍋物の具材としておなじみの春菊。11月~3月が旬で、ビタミンB2、C、E、βカロテン、カルシウム、鉄などが豊富です。食欲増進や消化促進の働きもあります。

今回は、同じ頃に旬を迎える柿と合わせたゴマあえを紹介します。

「柿が赤くなれば医者が青くなる」とも言われるように、柿にもビタミンCやβカロテン、カリウム、食物繊維など多くの栄養素が含まれています。今回は、甘柿の代表種である富有柿を使いました。甘くて果汁が多く、とてもおいしい柿です。柿の甘みを生かして、砂糖不使用で作りました。

あえ衣を作らず、先に春菊をしょうゆであえておくのがポイントです。しょうゆは以前「根菜のきんぴら」で紹介した自家製だししょうゆがおすすめです。

おいしくて栄養価も高い旬の食材を、ぜひ副菜に取り入れてください。

春菊と柿のゴマあえ

春菊と柿のゴマあえ

材料(4人分)
春菊…1束
柿…1個
しょうゆ…小さじ2
黒すりゴマ…大さじ2

作り方
❶春菊はゆでて冷水に取り、水けをしっかりきって食べやすい大きさに切る。
❷柿は皮をむき、8等分に切る。
❸①の春菊をボウルに入れ、しょうゆであえる。
❹柿と黒すりゴマを加え、全体がなじむようにあえる。

【ママ特派員=千葉県在住・飯塚麻美】