<ママ特派員・サポーターから>

キノコ類はビタミンB群やビタミンDなどのビタミン類、カリウムやリンなどのミネラル類、食物繊維が豊富。骨を強くしたり、免疫力を高めたり、腸内環境を整えたりしてくれます。

その中で、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。ビタミンDは紫外線を浴びることでも作られますが、日照時間が減る冬は食品から摂ることを意識したいですね。

毎日の食卓に出したいキノコ類なので、上手に保存して手軽に使いたいもの。今回は栄養価やうま味をアップさせる保存法を紹介します。

キノコ類の保存法

下準備
キノコは水洗いせず、汚れが気になる時は湿らせたキッチンペーパーなどで拭きます。石づきを切り、一口大にさきます。

干す
お天気が良ければ2~3時間でも干してみてください。表面が少し乾くぐらいですが、食感が良くなり、ビタミンDが増えます。水分が少なくなるので、保存できる期間が延びます。

キノコ類は一口大にさき、ザルに広げて干します。表面が少し乾く程度でOK
キノコ類は一口大にさき、ザルに広げて干します。表面が少し乾く程度でOK

冷凍する
ジッパー付きの保存袋などに入れ、冷凍庫で保存します。調理する時は凍ったまま使います。冷凍することで細胞が壊れ、酵素の働きでうま味が増します。

ジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍保存。1カ月ほどで使うようにしてください
ジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍保存。1カ月ほどで使うようにしてください

<活用例>
炊き込みご飯
汁物
炒め物
ゆでてあえ物 など、いろいろ使えます。

みりんとしょうゆで煮含め、サケや枝豆とともにご飯に混ぜてもおいしいです
みりんとしょうゆで煮含め、サケや枝豆とともにご飯に混ぜてもおいしいです

【ママ特派員=福岡県在住・松尾光恵】