＜ママ特派員・サポーターから＞

8～12月が旬のサトイモ。サトイモといえば、ネバネバとしたぬめりが特徴的です。このぬめりには、胃腸の粘膜を守り、タンパク質の消化吸収を高める働きがあり、食物繊維も豊富で腸内環境を整える働きもあると言われています。

煮物や汁物にする時には、仕上がりや味をより良くするためにぬめりをしっかり取ることもありますが、健康面では残しておく方がよいとも考えられています。

そこで今回は、ぬめりを生かして調味料の絡みをよくした炒め物を紹介します。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもおすすめです。

サトイモと豚バラのカレー炒め

◆材料（3～4人分）
サトイモ…200g
豚バラ肉（薄切り）…150g
ココナッツオイル…大さじ1
酒…大さじ1
カレーパウダー…小さじ1
中濃ソース…大さじ1
好みのハーブやスパイス…適宜

◆作り方
❶サトイモはたわしなどで土をよく洗い流し、水けを拭き取ってから皮をむき、一口サイズに切る。豚バラ肉も食べやすいサイズに切る。

❷熱したフライパンにココナッツオイルを入れ、豚肉をさっと炒め、サトイモと酒を加えて中火で炒める。豚肉にしっかり火が通ったら、カレーパウダーと中濃ソースを加えて炒める。

❸カレーパウダーと中濃ソースが全体に絡まったら弱火にしてふたをし、5～7分程度加熱する。サトイモがやわらかくなったら火を止め、ふたをしたまま5分程度置き、味をなじませる。

【ママ特派員＝東京都在住・青木裕美子】