<ママ特派員・サポーターから>

いなり寿司は江戸時代から庶民の食べ物として親しまれてきました。素手で簡単に食べられることから、ファストフード的な位置づけとして広まっていったそうです。

いなり寿司は、アスリートの食事や補食にも適しています。

油揚げは、タンパク質を構成するアミノ酸の中の、体で作ることができない必須アミノ酸のうち、お米に不足しているリジンが多く含まれています。一緒に食べることでバランスが良くなり、効率良く体内で利用されます。

濃い味付けで煮た油揚げと酢飯は日持ちもよく、一度にたくさん作っておけば、トレーニングの合い間に食べることができます。ワンハンドで食べられるので、外でも食べやすいという利点もあります。

ただ家で作るとなると、油揚げや具を煮て、すし飯を作って、すし飯を油揚げに詰めて…といった手順が面倒に感じてしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、市販の「いなり揚げ」を利用すれば、簡単に作ることができます。すし飯も、煮た具材を混ぜ込むのではなく、雑穀米をプラスして炊くと、具を入れなくても十分おいしくなります。また、赤米や小豆が入った雑穀米は、酢と合わせると赤みが鮮やかになり、すし飯全体がピンク色に染まります。

「ご飯を炊く」「酢合わせをする」「いなり揚げに詰める」の3ステップで完成するお手軽いなり寿司。ぜひお試しください。

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