食欲はタンパク質でコントロール、甘辛厚揚げと一石二鳥のポテサラ＆スープ献立

＜ママ特派員・サポーターから＞

食欲とタンパク質の摂取量は、一方が増加するともう一方が減少すると言われています。タンパク質は摂り過ぎると体にとって負担になりますが、糖質ばかりの食事ではすぐにお腹がすいてしまいます。

手軽に食べられるジャンクフードや菓子パンなどは、質の良いタンパク質が少なく、糖質や脂質が多く含まれています。人間の食欲はタンパク質を必要量とることで落ち着くと言われているので、タンパク質はしっかり摂りたいところです。

今回は、甘辛厚揚げを主菜にした献立を紹介します。

厚揚げや大豆の水煮に含まれる大豆タンパク質には、満腹感を感じさせたり、血糖値の急上昇を抑えたりする働きがあります。体重を落としたい時はサラダ中心の食事が選ばれがちですが、しっかりタンパク質を摂ると食欲が満たされ、健康的なしっかりした体作りができます。コンビニなどでおかずを選ぶ場合も、豆乳や納豆巻き、冷奴、きなこのお団子など、大豆製品をプラスするのがおすすめです。

副菜と汁物は並行して作ります。

ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ベーコンを煮て、ジャガイモに火が通ったらポテサラ分を取り出し、残りはそのままスープにします。コンソメやカレー、和風だしなどでどんな味にもできますが、今回はトマトスープにしました。トマト缶だけでなく、ケチャップも加えるとさらにコクのある味になります。

ポテサラにはマヨネーズを使わず、酢と豆乳ベースの味付けに。こうしておくと、翌日にチーズをのせてポテトグラタンにしたり、春巻きや餃子の皮で包んでおかずにしたりとアレンジ自在です。ポテサラの春巻きは、幼い頃母がよく作ってくれた大好きなおかずです。

厚揚げは、ショウガ焼き用の豚肉で巻いてボリュームを出し、こってり甘辛い味付けに。ご飯が進み、冷めてもおいしいのでお弁当にも喜ばれます。