<ママ特派員・サポーターから>
すっかり涼しくなり、過ごしやすくなりましたが、夏の疲れが出てくる頃です。
秋は大きな大会があったり、進路の決断を迫られたりする時期でもあり、心身ともに負担が大きくなっているジュニアアスリートもいるのではないでしょうか。
我が家の小学6年の次男も、大事な試合続きで毎週末遠方へ出かけています。長い移動時間も体には負担になりますし、同時に進路についてもいろいろ考えをめぐらせているようです。
心身の疲れを少しでも早く取るために、食事をしっかりとらせてあげたいところですが、練習や試合に付き添って帰ると、食事作りが大変に思うことも・・・。食でのサポートはすぐに結果が現れないこともあり、継続が難しいと感じる人も多いのではないかと思います。
自分にとって、難しいと感じる点はどこなのか? そこに気づいて改善することが、継続への近道だと思います。
私の場合、1週間分などの作り置きをすることはリズムに合っていませんでした。その代わり、買い物から帰ったら、しまう前に少しだけ手を加えています。
カットしておくだけでも
そのまま食べられる野菜は、洗ってふた付きの保存容器に入れ、冷蔵庫へ。
キノコ類は生の状態で冷凍できるので、すぐに使わないシメジは包丁を使わず、手で石づきを取り除いてほぐし、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。すぐに使う予定のエリンギは、カットして入っていた容器に戻しておきます。
シソは翌日までに使い切れる分だけ千切りにして冷蔵庫へ。アスパラは皮をむいてカット。トウモロコシは包丁で実をこそげ、すぐに使わない分は冷凍します。
時間に余裕があるときは副菜作りも
時間に余裕がある時は、簡単にできる副菜を2日分程度作っておきます。
ニンジンは千切りにしてレンジで加熱し、熱いうちにオリーブ油、塩、コショウ、レモン汁であえて、簡単キャロットラペに。
ピーマンはシラス、桜エビとともに炒めてしょうゆ少々で味つけし、最後にかつお節を混ぜます。
ナスはゆでて、めんつゆと酢を合わせた調味液に熱いうちに漬けておきます。
時間と気力と相談しつつ、できる範囲のことだけ。これが私の継続するための、無理のない作り置きです。
できない時は野菜のカットだけでも十分。たとえばネギが切ってあるだけでも、気持ちが楽になるのではないかと思います。
【ママ特派員=東京都在住・永田綾子】