<ママ特派員・サポーターから>
暑くなってくると食欲に波がでてきますが、調理する側の意欲にも同じように波があるのではないでしょうか。人間ですから、今日はなんか気持ちが乗らないな、という日があるのも当然です。
そんな時はうまく冷凍食品を利用することをおすすめします。冷凍食品といっても調理されたものではなく、野菜やうどんなどの冷凍食材です。これらを備えておけば、手早く食卓を整えることができます。
今日紹介するのは、これからの季節に食べやすい、ネバネバ食材でのど越しをよくしたうどんがメインの献立です。
3品とも火を使わずに作れるところもポイントです。キッチンでつきっきりにならずに済むため、その間に洗濯物を畳むなど、ちょっとした家事と同時進行できて、忙しい時にぴったりです。
抗酸化作用が強いブルーベリーは、強い日差しを浴びる機会が増える夏場のスポーツにおすすめの食材です。
冷凍うどんは朝、子どもが急に麺類を食べたがるような時にも重宝します。冷たいものが多くなりがちな夏は胃腸が弱りやすいので、朝は温かいうどんにしています。白だしを温めてうどんを入れ、かつお節と梅干しをのせ、卵でとじた「簡単卵とじうどん」は、子どもたちからのリクエストが多いメニューです。うどんがない時は、卵スープをご飯にかけて、雑炊のようにして食べるのもおすすめです。
<今回の献立>
つるっとのど越しの良いスタミナうどん
緑黄色野菜のチーズ焼き
抗酸化作用たっぷりなブルーベリーヨーグルト
◆調理時間:3品で20分
◆材料:4人分
<つるっとのど越しの良いスタミナうどん>
冷凍ゆでうどん(レンジで温め可能なもの)…4玉
冷凍枝豆…適量
シラス…適量
温泉卵…4個
めかぶ…4パック
納豆…2パック
梅干し…4個
シソ…4枚
ブロッコリースプラウト…1パック分
炒りゴマ…適量
めんつゆ…お好みの濃さで
レモン汁…適量
<緑黄色野菜のチーズ焼き>
冷凍カボチャ…8切れ
冷凍インゲン…適量
冷凍ブロッコリー…小8房
シメジ…1袋
※色々なキノコをほぐして冷凍しておくのも便利。
ミニトマト…8個
絹ごし豆腐…1丁
ツナ缶詰…1缶
しょうゆ…大さじ1
みそ…小さじ1
ピザ用チーズ…適量
バター…適量
パプリカパウダー(あれば)…適量
<抗酸化作用たっぷりなブルーベリーヨーグルト>
無糖ヨーグルト…4人分
冷凍ブルーベリー、ミックスナッツ、きなこ、黒すりゴマ、はちみつ…各適量
◆作り方(同時に3品を作ります)
①耐熱容器に冷凍カボチャを入れ、電子レンジで1分加熱する。インゲン、ブロッコリーを加えてさらに2分、シメジを入れて1分加熱する(この時、完全に解凍されていなくても大丈夫。大きさにもよるので、様子を見て加熱して下さい)。
②野菜を解凍している間に、ボウルに豆腐を入れ、泡立て器で混ぜてしょうゆ、みそで味付けする。
③うどんを袋の表記通りにレンジで温め、冷水にさらし水けをきる。耐熱容器にバターを薄く塗り、半分にカットしたミニトマト、①の野菜、缶汁をきったツナを入れ、②の豆腐をかけてチーズを散らす。トースターで焦げ目がつくまで焼く。
④ブロッコリースプラウトは洗って根元をカットし、シソも細く切る。
器にうどんを入れ、その上に、めかぶ、枝豆、納豆、シラスをのせて、中央に温泉卵をのせる。梅干し、炒りゴマ、シソをのせ、めんつゆ、レモン汁をかける。
⑤器にヨーグルト、ブルーベリー、ミックスナッツ、きなこ、黒すりゴマを入れ、はちみつをかける。トースターの野菜は、1番火が通りにくいカボチャに火が通っているかを確認し、足りないようであればもう少し焼く(表面の焦げ目がつきすぎてしまう場合は、アルミホイルをかぶせる)。パプリカパウダーをかけて完成。
【ママ特派員=東京都在住・永田綾子】