<ママ特派員・サポーターから>

 暑い夏は体の中に熱をため込みやすい時期。外気の暑さに加え、部活の練習や大会などで心も熱くなってしまうと、熱の逃げ場がなく体がカッカしてしまいますね。

 アーユルヴェーダの考え方では、熱くなった体と心をクールダウンさせるには「冷性を持つ、水分が多い、甘いもの」が良いと言われています。夏野菜の多くには体を冷やす作用があり、この時期食べるのに向いています。塩味、酸味、辛味はさらに熱を高めることにつながるため、なるべく控えた方が良いでしょう。

 今回紹介するのは、夏野菜を使ったピクルスです。 リンゴジュースとリンゴ酢を使うため、優しい酸味と甘みに仕上がります。

 盛り付けにもひと工夫。青系の器に盛ることで、視覚からも心のクールダウンに繋がります。

青い器で、視覚からもクールダウン

<夏野菜のピクルス>
材料(作りやすい分量)
ナス…1本
セロリ…3本
ズッキーニ…1/2本
ホワイトアスパラガス…3本
グリーンアスパラガス…3本
ニンジン…1/2本
パプリカ…1/2個

野菜の種類は好みでOK
野菜の種類は好みでOK

<ピクルス液>
果汁100%リンゴジュース…300ml
リンゴ酢…200ml
ローリエ…1枚
粒コショウ(黒)…2粒

リンゴ酢とリンゴジュースを使うと優しい酸味と甘みに仕上がります
リンゴ酢とリンゴジュースを使うと優しい酸味と甘みに仕上がります

作り方
①野菜を一口大に切る。セロリやアスパラは筋をピーラーで削いでから切る。
②ピクルス液の材料を全て鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。

ピクルス液は野菜を入れる前に一度煮立てる
ピクルス液は野菜を入れる前に一度煮立てる

③硬い野菜から順に、1種類ずつピクルス液の鍋に入れていく。再び煮立ったら次の野菜を入れる(今回はニンジン、アスパラ、セロリ、ズッキーニ、ナス、パプリカの順に入れました)。

野菜は1種類ずつ加える。まずはニンジンから
野菜は1種類ずつ加える。まずはニンジンから

続いて、アスパラ、セロリ
続いて、アスパラ、セロリ

続いて、ズッキーニ、ナス、パプリカを入れる
続いて、ズッキーニ、ナス、パプリカを入れる

④全ての野菜が入り、再度煮立ったら火を止め、そのまま冷ます。
⑤冷めたらピクルス液から野菜を引き上げ、保存袋や瓶に入れて保存する。

【ママ特派員=北海道在住・平井亜美】