<ママ特派員・サポーターから>

 仕事から帰るのが遅い日や、練習に付き合って1日中外出している時などは、すぐに食べられるおかずがあると安心ですよね。我が家では、1度の仕込みでさまざまな展開ができる作り置きを用意しています。

 鶏肉はまとめて下煮しておき、タレに漬け込んでおくだけ。冷凍保存も可能です。準備しておくと、学校から帰った子どもが自分で温め直して食べることもできます。作り方と、子どもたちに好評だった3種類のタレやドレッシングを紹介します。

南蛮ダレ
南蛮ダレ

ピリ辛ダレ
ピリ辛ダレ

梅ドレッシングソース
梅ドレッシングソース

<作り置き鶏肉レシピ>
調理時間:10分(漬け込み時間を除く)
材料:作りやすい分量
鶏もも肉…3枚
ショウガ(薄切り)…4、5枚
レモン(輪切り)…2、3枚
鷹の爪(種を取って輪切り)…1本分

<南蛮ダレ>
酢…大さじ4
しょうゆ…大さじ1
砂糖…大さじ1
塩…小さじ1/2

<ピリ辛ダレ>
焼肉のタレ…大さじ3
みそ…大さじ1
はちみつ…大さじ1
コチュジャン…小さじ1

<梅ドレッシングソース>
ノンオイル青ジソドレッシング…大さじ5
梅肉…大さじ1

作り方
①鶏肉は一口大にカットし、ショウガ、レモン、鷹の爪とともに鍋へ入れ、ひたひたまで水を加えて煮る。鶏肉に火が通ったら取り出し、粗熱を取る。

まとめて仕込み

②タレの材料をそれぞれ混ぜ合わせる。

このような容器なら、タレの材料を入れて振るだけ。余ったら数日冷蔵庫で保存できます
このような容器なら、タレの材料を入れて振るだけ。余ったら数日冷蔵庫で保存できます

③①の鶏肉を3枚のジッパー付き保存袋に分け入れ、タレを加える。口を閉じて冷蔵庫で保存する。

保存している間に味がしみ込みます

※このまま食べられますが、ピリ辛ダレに漬けた鶏肉は野菜と炒めてもおいしいです。
※南蛮ダレには、鶏肉に片栗粉をまぶして表面がカリッとするまで揚げてから漬けるのもおすすめです。

鶏肉には火が通っているので、表面がカリッとすればOK
鶏肉には火が通っているので、表面がカリッとすればOK

※鶏肉の煮汁にはコラーゲンがたっぷり含まれているので、野菜や豆腐などを加えて塩コショウで味を調え、具だくさんスープにしていただきます。

煮汁はおいしいスープに

妻鹿直美(兵庫県神戸市在住)

ピアノ講師。
アスリートフードマイスター、アスリートボディケアセルフトレーナー。
勉強やスポーツを頑張っている子どもを持つお母さんのための講演会や、スポーツチームでスポーツ栄養学のセミナーを開催。
社会人1年目の長男、高校3年生の次男、高校1年生の三男が野球、中学2年生の長女はフィギュアスケートに取り組む。