<ママ特派員・サポーターから>

 たくさんの食べ物があふれている世の中ですが、「食」に興味がない、関心がない子どもたちが増えているように感じます。

 バランス良く何でも食べる、好き嫌いを減らす、感謝していただくということも大事ですが、「食」を取り巻くさまざまなニュースにも興味をもってもらいたいと思っています。

 我が家では「食」に興味、関心を持てるように、時間があるときは3人の子どもたちと一緒に料理をするようにしています。ただ混ぜるだけでもいい、子どもたちができることを一緒にします。

 最近よく一緒に作るのは 餃子です。子どもたちのアイデアでジャガイモを蒸してつぶしたものを包んだり、チーズとマヨネーズを包んでみたりと、とても楽しい時間となっています。

現在は小2の3男が年中の頃。小さい頃から一緒に料理を心がけています
現在は小2の3男が年中の頃。小さい頃から一緒に料理を心がけています

子どもたちのアイデアで、蒸してつぶしたジャガイモを餃子に
子どもたちのアイデアで、蒸してつぶしたジャガイモを餃子に

 その時に旬の野菜の話や、無農薬と普通の野菜の味の違い、いま野菜の値段がなぜ高いのか? などを話します。一緒に料理をしているときだからこそ話にも興味を持ってくれますし、社会を知る勉強にもなります。

焼いている間にもいろいろな話をします
焼いている間にもいろいろな話をします

 食べることが当たり前の「ありがたさ」を知り、食べるって楽しい、おいしいって幸せ、と感じながら食べてほしい。一緒に料理作りをする時間も大切にしたいなぁと、しみじみ思っています。

原田とも恵(京都府木津川市)

スポーツ栄養コンディショニングアドバイザー、一般社団法人ガットフットサルスクール理事。
関西圏スポーツチームへのセミナー、栄養コーチングなど活動、現役Fリーガーの栄養コンサルティングも。
サッカー、フットサルを頑張る3兄弟(中学1年、小学4年、2年)の母。