<ママ特派員・サポーターから>

 各地にいろいろな麩がありますが、私の住む宮城県では「油麩」が地元の味として愛されています。

 「油麩」は小麦粉とタンパク質(グルテン)を練り合わせて、植物油で揚げたものです。風味がよく日持ちするので、宮城ではみそ汁の具や肉じゃがの肉の代わりに使っています。また、フレンチトーストにもできる万能食材です。フランスパンのような形をしていますが、包丁で簡単に切ることができ、使い勝手も抜群です。

 B級グルメの「油麩丼」は、だし汁を含んだ油麩がジューシーでボリューム満点! 薄切りにしたタマネギを甘めのだし汁で煮て、2、3センチ厚さに切った油麩を加え、だし汁をたっぷり染み込ませます。卵でとじてご飯に乗せればできあがり。肉に比べてヘルシーですが、コクもあって食べ応えがあります。

 丼のほか、茶碗蒸しや鍋物の具材などにも合うので、これからの季節におすすめです。食品売場や食材専門店で見かけたら、ぜひ一度お試しください。

三浦福枝(宮城県仙台市在住)

食材専門店勤務
パンシェルジュ、デコ寿司マイスターの資格をもつ。
中学3年生の息子はこの夏に水泳部を引退。中学1年生の娘は陸上部に所属。