秋になると、直売所などにズイキが並びます。ズイキとはサトイモの茎のこと。不溶性の食物繊維が多く、身体の有害な物質を排出しやすくします。紅色をした赤ズイキには、眼精疲労の回復を促すアントシアニンも含まれています。昔から「古血を洗う」と言われ、出産後の女性に食べさせると体力の回復が早まると伝えられてきたようです。

きれいな紅色をした赤ズイキ

 あくが強いので下処理が必要ですが、処理をしてしまえばクセもなくおいしくいただけます。甘酢漬けにしたものは、そのまま食べるだけでなく、さつま揚げなどとゴマ油で炒め合わせても絶品。見かけたらぜひ試してみてください。

<ズイキの下処理>
材料
生ズイキ…6本
酢…少々

手順
①鍋に湯を沸かす。
②ズイキは洗い、鍋に入る大きさに切る。
③酢水に②を入れ、2~3分あく抜きする。
④沸いた湯に③のズイキを入れ、2分ほどゆでる。

ゆで上がったところ

⑤水にさらしながら皮をむく。

※皮をむくとき、指先が着色することがあるので、気になる場合は手袋をしてください。

<ズイキの甘酢漬け>

甘酢に漬けるとほんのりピンク色に

材料
下処理済みのズイキ…3本
酢…大さじ3
はちみつ…大さじ3
塩…少々

手順
①下処理したズイキを食べやすい大きさに切り、ふた付きの保存容器に入れる。
②酢、はちみつ、塩を混ぜて加え、半日以上漬け込む。

伊藤恵美(埼玉県新座市在住)

栄養士。
食品会社の栄養士として勤務。同時に中学生女子硬式野球クラブチームの栄養士としてユース選手の食事を栄養面でサポート中。
ソフトボールの経験がある大学1年生の長女、女子硬式野球部に所属する高校2年生の次女、硬式野球クラブチームに所属する中学1年生の長男のママ。