食欲旺盛な成長期、体重を気にしながらもなかなか食欲が抑えられない娘のために、ヘルシー素材で丼を作りました。

 先日外で食べた湯葉と卵の丼をアレンジし、卵を豆腐に変えてあんかけにしています。豆腐や湯葉などの大豆製品は、体内で女性ホルモンと似た働きをするというイソフラボンが豊富で、ヘルシーなので我が家ではよく使います。ゴボウを加えたことで食感がよくなり、干しシイタケでうまみをプラスします。

 あんかけにすると冷めにくく、冷え込んだ夜にもほっこりと体を温めてくれます。

あんかけにすると冷めにくく、体も温まります

<豆腐と湯葉のあんかけ丼>
調理時間:30分
材料:2~3人分
豆腐…1丁(約350g)
細ネギ…10g
ゴボウ…60g
干しシイタケ…4枚
干しシイタケの戻し汁…100ml
湯葉…100g
水…450ml
ゴマ油…大さじ1
昆布つゆ(市販)…大さじ2と1/2
みりん…大さじ1
酒…大さじ1
七味唐辛子…適量
片栗粉…大さじ1
水…100ml

作り方
①ゴボウはささがきにし、酢水に浸ける。
②干しシイタケはさっと洗って耐熱容器に入れ、水150ml(分量外)を加えて電子レンジ(600W)で1分半温める。冷めたらシイタケを1センチ幅にスライスし、戻し汁は取り置く。細ネギは1センチ幅に切る。
③フライパンにゴマ油を熱し、①のゴボウを水けをきって加え、3分ほど炒める。
④シイタケの戻し汁と水450mlを入れ、昆布つゆとみりん、酒を加えて煮る。
⑤豆腐は厚みを半分にカットしてから6等分に切る(1丁を12等分する)。耐熱皿に入れてラップをし、電子レンジ(600W)で2分ほど温める(下ゆでする代わりにレンジで加熱することで、味しみがよくなり、崩れるのを防止します)。
⑥水100mlと片栗粉大さじ1を混ぜておく(最後のとろみづけの準備)。
⑦④が沸騰したら豆腐と干しシイタケを加え、15分ほど煮る。湯葉を入れ、⑥の水溶き片栗粉をよく混ぜて加える。
⑧とろみがついたら細ネギを加え、器に盛ったご飯にかける。好みで七味唐辛子をふる。

中堀まち子(神奈川県相模原市在住)

栄養士、フードコーディネーター、薬膳アドバイザーのほか、アロマテラピー、ハーブコーディネーターなど資格多数。
保育園で栄養士として勤務した後、市の非常勤栄養士として食育指導、栄養指導の経験も豊富。現在は地域支援センターにて栄養相談を行う。
5歳から続けるクラシックバレエとバトントワラーズ部に所属する中学3年生女子のママ。