「作り置きメニュー」に、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。また、「夏バテ防止メニュー」に引き続き、たくさんのアイデアを投稿いただいた方にも感謝いたします。

 どれも夏でも食べやすく、また栄養面も上手に考慮されており、冷蔵庫に常備されていると“力強い”と感じるメニューばかりでした。作り置きは、忙しい時にも助かりますし、なんと言っても、お腹を空かせた子どもたちに、すぐ食べさせられるのが魅力です。暑い時期、これらのメニューを参考に、1分でもキッチンに立つ時間を短縮しましょう。ただし、この季節は腐敗も早いため、衛生管理をしっかりし、適切な保存をすることも心がけましょう。

gaspardさん(岐阜県)

<編集部から>栄養もある副菜は、冷蔵庫にたくさんあっても困らないですよね。
<編集部から>栄養もある副菜は、冷蔵庫にたくさんあっても困らないですよね。

 乾物を使った常備菜2種類です。「ひじきと大豆のサラダ」は、歯応えのある発芽大豆などを蒸して、酢、しょうゆ、砂糖、すりゴマ、ゴマ油であえました。仕上げに刻んだシソを入れています。「キャベツと切り干し大根のコールスロー」は、コーンとともに酢、オリーブ油、レモン汁、粒マスタード、砂糖であえています。どちらも一晩寝かせたほうがより美味しいです。

高槻吉美さん(大阪府)

<編集部から>保存のことも考えられたカレーは、暑い時期でも大活躍しそうです。チクワのアレンジは簡単に作れて忙しい朝にぴったりですね。
<編集部から>保存のことも考えられたカレーは、暑い時期でも大活躍しそうです。チクワのアレンジは簡単に作れて忙しい朝にぴったりですね。

 我が家では、子どもが大好きな「キーマカレー」を、合びき肉にし、レンズ豆と残り野菜など、いろいろ入れて作り置きします。肉、豆、野菜と栄養バランスもよく、小麦粉も入れないので傷みにくく日持ちもします。春巻きの皮に包みサモサ風にしたり、チクワを半分にしカレーとチーズをのせてオーブン焼きにするとお弁当にも便利です。

塩原美奈子さん(秋田県)

<編集部から>ニンニクとショウガの味がきいた肉みそはご飯が進みそうですし、どんな野菜にも合いそう。
<編集部から>ニンニクとショウガの味がきいた肉みそはご飯が進みそうですし、どんな野菜にも合いそう。

 ショウガとニンニクが入った肉みそは、色んな野菜と一緒に食べたり、おにぎりの具材にしたり、野菜炒めや麺類のトッピングなど、どんな料理にもアレンジ可能で、すごく便利です。

ママ陸さん(三重県)

<トマトビーンズソース>

<編集部から>鮮やかな色で食欲をそそられます。子どもが好きなメニューに早変わりしそうですね。
<編集部から>鮮やかな色で食欲をそそられます。子どもが好きなメニューに早変わりしそうですね。

 保存食でもある缶詰を使ったトマトビーンズソースの作り置きです。カットトマトの缶詰とミックスビーンズの缶詰を利用しました。ビーンズでタンパク質もとれます。ドリアやパスタ、トーストにすると糖質も一緒にとれます。

<凍り豆腐>

<編集部から>経済的な手作りの高野豆腐はナイスアイデアです。アレンジしたおかずはお弁当にもよさそうですね。
<編集部から>経済的な手作りの高野豆腐はナイスアイデアです。アレンジしたおかずはお弁当にもよさそうですね。

 木綿豆腐を凍らせて高野豆腐を作っておくと便利です。栄養もとれる上に経済的です。写真は「凍り豆腐ハンバーグ」「肉巻き凍り豆腐」「凍り豆腐そぼろ」。高野豆腐が苦手な子どもでも食べられるようにアレンジしました。

<塩鶏>

<編集部から>味つけをあっさりすることで暑い日でもたくさん食べられそうです。パパのおつまみにもよさそうですね。
<編集部から>味つけをあっさりすることで暑い日でもたくさん食べられそうです。パパのおつまみにもよさそうですね。

 「夏バテ防止・対策メニュー」でも紹介された塩鶏を作り置きして、アレンジしています。写真は「塩鶏バーガー」「塩鶏ジャージャー麺風」「ブロッコリーと塩鶏のサラダ」です。栄養のあるものを食べて、暑い夏を乗り切って欲しいです。