夏が旬の魚「イサキ」を使った冷や汁を作り、ご飯にかけると、食欲があまりない時でも、さらっと食べられます。

イサキ入り「冷や汁ご飯」
イサキ入り「冷や汁ご飯」

 イサキにはDHAやEPAが多く含まれ、生活習慣病の予防にもなります。カルシウムの吸収をよくするビタミンDや、皮膚を強くするビタミンA、筋肉の疲労予防にもつながるビタミンB1がとれます。ミョウガには食欲増進効果もあります。油をほとんど使わないヘルシーなレシピです。

<冷や汁ご飯>
調理時間:20分
材料:2人分
ご飯…茶碗2杯
イサキの刺身…50g(1パック程度)
ミョウガ…2個
シソ…4枚
紫漬け…10g
豆腐…1/2丁
キュウリ…1/2本
キュウリの塩もみ用の塩…ひとつまみ
みそ(だし入りがおすすめ)…大さじ1.5杯
水…400ml
すりゴマ…小さじ2杯
ゴマ油…2滴

作り方
①鍋に水を沸かし、沸騰してきたら、みそを入れる。
②豆腐を食べやすい大きさにカットして、刺身と一緒に①に入れて火を通す。しっかりと温めたら、すぐに鍋が浸かるボウルに氷や水を張り、鍋ごと冷やす。
③ミョウガ、シソは食べやすいように細く切る。柴漬けは小さくカットする。キュウリは、薄い輪切りにし、塩でもんでから、さっと洗ってしぼる。
④冷えたご飯を器に盛り、冷やした②の汁を最初にかけ、豆腐とイサキを盛ってから、ミョウガ、シソ、柴漬け、キュウリを盛り付けて最後にゴマ油を垂らし、すりゴマをかけて完成。

中堀まち子(神奈川県相模原市在住)

栄養士、フードコーディネーター、薬膳アドバイザーのほか、アロマテラピー、ハーブコーディネータなど資格多数。
保育園で栄養士として勤務した後、市の非常勤栄養士として食育指導、栄養指導の経験も豊富。現在は地域支援センターにて栄養相談を行う。
5歳から続けるクラシックバレエとバトントワラーズ部に所属する中学3年生女子のママ。