今回は、疲労回復効果が期待できる、アスリート向けのレシピを紹介します。グルテンを含まない魚介類や野菜を作った、この季節におすすめのさわやかな1品です。

海鮮&ビタミンCたっぷりの副菜「セビーチェ」
海鮮&ビタミンCたっぷりの副菜「セビーチェ」

 隣に住んでいたペルー人直伝の「セビーチェ」です。6月28日は「セビーチェの日」だそうで、現地ではそのお祭りがあるようです。セビーチェとは、新鮮な魚介類をふんだんに使用し、タマネギや唐辛子、ライムやレモンで味つけをした海鮮マリネのこと。シンプルな味付けですが、下処理を丁寧にすることでぐっと美味しくなります。

 ビタミンCがたっぷり、そして魚介類から良質なタンパク質と、タコからはタウリンもたっぷり吸収できるので、疲労回復効果が期待できます。まさに、アスリートにはぴったりの一品です。そうめんや冷製パスタの具にするのもおすすめです。

前菜としても、そうめんやパスタの具としてもおすすめのセビーチェ
前菜としても、そうめんやパスタの具としてもおすすめのセビーチェ

<セビーチェ>
調理時間:15分
材料:4人分
ゆでタコ…150g
エビ…150g
白身魚(刺身用)…150g
魚介類下処理用の塩…5g
トマト…大1~2個
紫タマネギ…小2~3個
ライム…1個
レモン…1個
コリアンダー…1束
塩…5g
オリーブ油…15g
タバスコ、赤唐辛子…少々(お好みで)

材料
材料

作り方
①皮と背わたを取ったエビをゆでる。ゆでタコと白身魚は一口大に切り、エビと一緒に塩をふり乾燥しないようにラップをかけて冷蔵庫で10分置いておく。

工程4

②紫タマネギをスライスし水にさらしておく。

工程5

③トマトを1センチ角に切る。

工程6

④コリアンダーの葉先をみじん切りにしておく。

工程7

⑤ライムとレモンをしぼる。
⑥①から出てきた水分は捨てる。※この下処理で魚臭さが取れます。
⑦紫タマネギをザルにあげ、キッチンペーパーなどで水気をしっかり取る。
⑧大きめのボウルに全材料を入れて和える。※塩や味付けはお好みで調整してください。

吉田玲子(神奈川県横浜市在住)

米粉マイスター協会 米粉マイスター、日本グルテンフリーアドバイザー協会 グルテンフリーアドバイザー。
お菓子メーカーやカフェのグルテンフリーメニューをコンサルティング。
女子フィールドホッケー部に所属する大学2年生の長女、スキー部に所属する大学1年生の次女、柔道部に所属する高校2年生男子のママ。グルテンフリーの食事で子どもたちをサポート中。