今回は何度も試作を重ねた、パリパリの羽根つき餃子を紹介します。

さっぱり&ヘルシー羽根つき餃子
さっぱり&ヘルシー羽根つき餃子

 鶏のひき肉を使うことでさっぱりとしますし、野菜もたっぷり入っているのでヘルシー。男子はちょっぴり物足りなさを感じるかもしれませんが、胃もたれせずいくつでも食べられます。

 よりたくさんの具材を包めるように、野菜は細かくみじん切りにし、キャベツは塩でもんで水分を切っておきます。鶏肉は高タンパクで低脂肪、必須アミノ酸も豊富。さらにひき肉にすることで消化が良く、火の通りも早いので、鶏のひき肉はよく使う食材です。

 餃子はアレンジができ、バリエーションも楽しめます。娘と夫はピザ用チーズをプラスするのがお気に入りです。

<さっぱり&ヘルシー羽付き餃子>
調理時間:45分
材料:24個分(2~3人分)
鶏ひき肉…130g
キャベツ…100g
塩もみ用の塩…少々
ニラ…50g(半束程度)
ネギ…1/2本
餃子の皮…24枚
油…適量
[具の調味料]
ゴマ油…小さじ1
ショウガ(チューブ)…小さじ1
昆布つゆ…小さじ1
片栗粉…小さじ1
鶏がらスープの素…小さじ1
[羽付きの衣の液]
小麦粉…大さじ1
水…200㏄
※2回分にわけて焼いたので2回分の分量です。
[餃子のたれ]
醤油…適量
ラー油…適量
酢…適量
作り方
①キャベツとニラとネギはみじん切りにする。キャベツは塩をふって塩もみし、水気を絞る。
②ボウルに鶏ひき肉と①を入れて調味料を加えて練る。
③冷蔵庫で②を10分ほどねかせてから餃子の皮で包む。
④フライパンに油をひき、餃子の半量(12個)を入れて、焼き目をつける(中火で2分)。
⑤羽根つき衣の液を半量加えて蓋をして、中火で4分焼く。
⑥蓋をあけて2~3分ほど強火で焼き水分をしっかりと飛ばす。※ゴマ油を少量加えるとパリパリ感が増します。
⑦皿をフライパンにかぶせてひっくり返してできあがり。

[ポイント]①間をあけて風車のように並べます。②フライパンに餃子を全部並べてから火をつけると均一に焼けます。③最後に冷たいフキンの上にフライパンを置くと餃子が取りやすくなります。
[ポイント]①間をあけて風車のように並べます。②フライパンに餃子を全部並べてから火をつけると均一に焼けます。③最後に冷たいフキンの上にフライパンを置くと餃子が取りやすくなります。

中堀まち子(神奈川県相模原市在住)

栄養士、フードコーディネーター、薬膳アドバイザーのほか、アロマテラピー、ハーブコーディネータなど資格多数。
保育園で栄養士として勤務した後、市の非常勤栄養士として食育指導、栄養指導の経験も豊富。現在は地域支援センターにて栄養相談を行う。
5歳から続けるクラシックバレエとバトントワラーズ部に所属する中学3年生女子のママ。