<鯨の登美粋(上)>

 最近、アスリートに注目されている栄養素で、抗疲労、疲労回復に絶大な効果をもたらす成分があるといいます。「バレニン」。クジラの筋肉の中に大量に含まれているアミノ酸の一種で、クジラが餌も食べずに何千キロも泳げたり、非常に長生きだったり、死ぬまで子供を産めたりするのも、このバレニンのおかげだとか。

 万年お疲れモードのおばママ記者も、バレニン摂って元気になりたい! ということで、仲卸直営のクジラ専門店「鯨の登美粋」へ行って参りました。

鯨の登美粋の店頭で。中央が松本代表

 多くの人でにぎわう築地場外西通り。店頭から一歩入ると、ノスタルジックな雰囲気の食事処となっています。松本宏一代表(47)は「クジラはアスリートにぴったりな食材です。高タンパク低カロリー、オメガ3といいことずくめですが、極めつけはバレニンでしょう」と力を込めました。

 バレニンは、クジラ以外の生き物にはほとんど含まれない特有の成分。これを含むサプリメントや栄養剤を開発し、契約するトップアスリートらに渡している企業もあると聞きます。もちろん、直接食べれば一気に何十倍ものバレニンを摂ることができるので、クジラパワーを求めて、格闘家やスポーツ選手がお店を訪れることもあるようです。

 そういえば、お店のメンバーもみんな元気。松本代表は「そりゃ、疲れはするけど、疲れの取れ方が違うかもね」とクジラ効果を笑顔でアピールです。

立田揚丼。後方は鯨カツカレー

 それでは私も、クジラをいただくとしましょうか。昼間の時間帯だったので、立田揚丼をオーダー。見た目は、チキンタツタと変わりません。だいたい鯨肉を食べるのは、小学校の給食以来で、黒く固い肉だった記憶がありますが、ここの立田揚は柔らか~い! これまでのイメージを払拭するおいしさです。味はマグロのような、くさみのないレバーのような…「肉と魚のいいとこどり。馬肉にも似てるでしょ。“海のジビエ”とも言われるんですよ」と料理長の小泉澄子さん(46)。確かにクセになりそうな味です。値段も680円と手頃なので、通ってしまいそう~。

くじらアイス

 デザートは、名物「くじらアイス」500円。バニラ味のアイスに、バレニンの粉末と黒ゴマを混ぜたパウダーが振りかけられています。冬でもこれ目当てで行列ができるという人気商品。味は普通の黒ゴマバニラアイスですが、ひとなめするごとに気分が高揚し、テンションMAX! さすがバレニン。この日の午後は、仕事がはかどった気がします。

鯨の登美粋

住所:東京都中央区築地4-10-17
TEL&FAX:03-6278-8194(平日10:00~14:00)
営業時間:10:00~14:00
定休日:毎週木曜日、1月1日~4日