最近では、新聞や雑誌、テレビでもアスリートをサポートする栄養士や管理栄養士、公認スポーツ栄養士がたくさん紹介されています。アスレシピのコラムでも紹介されていましたね(「栄養士、管理栄養士、公認スポーツ栄養士…栄養に関する資格のいろいろ」)。

 ジュニアのクラブや部活動でも、管理栄養士に関わって欲しい、という声はよく聞きます。また学校や、病院など他分野の栄養士、管理栄養士、学校栄養教諭の方でも、スポーツ栄養分野に関わりたいと思っている方からの質問や相談を受けることも多くあります。

 そこで今回から次回にかけて、ジュニアを含めたスポーツチームやアスリートへの栄養サポートで行った内容をいくつか紹介します。

2017年8月5日、アスレシピ主催のセミナーで登壇する金子香織さん

 私自身の栄養サポートの例になります。管理栄養士、公認スポーツ栄養士の皆さんは、それぞれの手法をお持ちの場合が多いので、あくまで参考としてご覧ください。

①セミナー・講習会
 アスリートの栄養関連で一番多い要望が、セミナーや講習会の実施です。選手や保護者や、指導者などを対象に単発の場合や、テーマを決めて複数回実施する場合があります。初めての競技に関わる時には、対象競技の身体的特性や練習の強度や頻度、試合のスケジュールなどを知った上でセミナーを行うようにしています。

 受講者が「聞いて終わり」にしないよう、実践しやすい内容を取り入れるといいですね。以前、保護者を対象にセミナーを行ったジュニアのサッカーチームでは、保護者を中心に「ご飯は○グラム食べる」と取り決めをしてしっかり体作りをすることができ、見事に全国大会上位に入賞したということもありました。

②お弁当、合宿での食事メニューの調整
 お弁当を弁当屋さんに注文する場合、事前に依頼するとメニューを調整できる場合が多いです。日時、個数、予算を伝えてメニューを掲示してもらい、その内容をチェックして、メニューや量の改善案を出します。詳細な修正が難しくても「揚げ物は避けてください」「緑黄色野菜を使ったおかずを入れてください」などのリクエストをしてみるといいでしょう。

 合宿時に使用する宿泊施設でも同様ですが、あくまでもメニューを提示してもらうのはご好意なので、無理にお願いするのはやめましょう。

 (次回コラムに続きます)

注文してリクエストに応えてもらったお弁当