若者言葉「タピる」の次は「メロる」が流行!?

「台湾メロンパン」は約1分間トーストして提供される。外側のクッキー生地がよりサクサクになり、中はフワフワモチモチ。ドカーンと挟まれた厚切りの加塩バターも少しだけ溶けて、まろやかに。コクも増し、甘さと塩気のバランスは抜群だ。

大人気の台湾チーズメロンパン(左)と台湾メロンパン(撮影・鎌田直秀)

日本初の生タピオカ専門店を手掛け、新語・流行語大賞のトップ10にも選ばれた19年のタピオカブームの一翼を担った飲食事業コンサルティング会社「オペレーションファクトリー」が、昨年6月に大阪の「やまびこベーカリー梅田店」で出品して火をつけた。月1万個を売り上げた人気上昇を契機に、各地へ展開。今月は流行の発信地ともいわれる東京・原宿へ。「生クリーム専門店ミルク原宿店」で21日まで期間限定発売中だ。

台湾メロンパンのメニュー表(撮影・鎌田直秀)

同社担当者は「台湾ギョーザ、台湾カステラなど、アジアンフードのブームが続いている。次はこれだと思った。500円くらいの価格に、ワンハンドで楽しめることも魅力。原宿は20代、30代の女性など、若い子も多い」。SNSなどでの発信にも期待を寄せる。

台湾メロンパンを販売する店舗前の看板とのぼり(撮影・鎌田直秀)

台湾でも人気だが、発祥は香港だ。菠蘿油(ボーローヨー)と呼ばれ、パイナップルパンとして愛されている。「出来るだけ大きい物ということも大事にした」と工場に特注の機械を導入して、見た目の存在感も重視。「お客さまからは『甘じょっぱくておいしい。でも、すごいカロリーですね』などの声もいただいています」。

チーズも加えた「台湾チーズメロンパン」も好評。「台北餃子張記 西荻窪店」では28日まで味わえ、今後も全国展開する計画だ。コロナ禍で海外に行けないご時世だけに、旅行気分の一助にも。幸福感が上がるパワーフードだが、体重計の数字が上がるのも気にしなくては…。【鎌田直秀】

(2021年2月14日、ニッカンスポーツ・コム掲載)