将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が初防衛を目指す木村一基王位(47)に先勝した、第61期王位戦7番勝負第2局が13日午前9時から札幌市「ホテルエミシア札幌」で始まった。両者、羽織はかまにマスク姿だった。

藤井聡太七段(右)は王位戦7番勝負第2局で初めて行う封じ手を、立会人の深浦康市九段(中央)に手渡す(左は木村一基王位、日本将棋連盟提供)
藤井聡太七段(右)は王位戦7番勝負第2局で初めて行う封じ手を、立会人の深浦康市九段(中央)に手渡す(左は木村一基王位、日本将棋連盟提供)

午後0時30分から1時30分までは、1時間の昼食休憩を取った。木村は「天丼とそばのセット」、藤井は「中華セットランチ」をそれぞれ注文した。天丼はエビ、ホタテ、タラバガニなどが盛られている。中華セットは、ウニ、ホタテ、イクラが乗った海鮮入りチャーハンを主食にシューマイ、春巻きなど。ともに北の自然の恵みを味わった。

藤井聡太七段が注文した昼食は「中華セットランチ」(日本将棋連盟提供)
藤井聡太七段が注文した昼食は「中華セットランチ」(日本将棋連盟提供)

同ホテルでは「ランチで使うお米は、札幌市近郊にある長沼町の農家と契約した特別栽培米を使用しております」と、話している。

(2020年7月13日、ニッカンスポーツ・コム掲載)