<巨人紅白戦:紅組8-3白組>◇8日◇サンマリン宮崎

巨人岡本和真内野手が、引き締まった体で激走&三塁打をマークした。自身初実戦となる紅白戦に白組の「4番DH」で出場。

紅白戦 4回裏白組無死、右翼線に三塁打を放ちボールの行方を見る岡本(撮影・たえ見朱実)
紅白戦 4回裏白組無死、右翼線に三塁打を放ちボールの行方を見る岡本(撮影・たえ見朱実)

1打席目は四球を選び、石川の右越えで一気にホームに生還。2打席目は右翼線にポトリと落とし、打球が転々とする間に軽やかに三塁を陥れた。「しっかり足が動いてたでしょ。ちゃんとボールも見られたし、思ったより良かった」と充実した表情で話した。

練習中に巨人岡本(左)に声を掛ける原監督(撮影・河野匠)
練習中に巨人岡本(左)に声を掛ける原監督(撮影・河野匠)

今オフは、徹底的な自己管理で体作りした。体質的に太りやすく、菓子パン、お菓子、ジュースを封印。5キロ減の自称100キロに絞った。キャンプ中も継続し、山口オーナーからも「引き締まったね」と声を掛けられた。7日に坂本らがインフルエンザを発症。「ウイルスをもらいやすいんでマスクをつけて、いつも以上に敏感に。手洗い、うがい、(キリンの)iMUSEを飲んで」と対策に抜かりなかった。【久保賢吾】

(2020年2月8日、ニッカンスポーツ・コム掲載)