<明大ラグビー部コラボセミナー(2)>

アスレシピは19日、明大ラグビー部とのコラボセミナー「体を大きくするための食事の取り方~明治大学ラグビー部の食事に学ぶ~」を東京・千代田区の明大駿河台キャンパスで開催。本年度こそ準優勝に終わったものの、全国大学ラグビー選手権で3年連続決勝進出(昨年度は日本一)の強豪校の「食の秘密」を学んだ。

増量時の苦労話で会場を沸かす山田さん(写真右)と片倉(同中央)

セミナーは2部構成で行われ、第2部はトップ選手によるトークショーが実現した。当日発表だった現役プレーヤーが登壇し、明らかになると大きな拍手。主将のフッカー武井日向(4年=国学院栃木)、寮長として私生活を改善したCTB射場大輔(4年=常翔学園)、副将のWTB山村知也(4年=報徳学園)、来季を担うロック片倉康瑛(3年=明大中野)の4選手と、藤野健太ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチが、第1部で講演した管理栄養士の山田優香さんと並んだ。

まずは武井主将が、悔しくも2連覇を逃した11日の大学選手権決勝(対早大、35-45)に触れ「結果として準優勝に終わってしまいましたが、この4年間は最高の経験ができた。明治に入って良かった」と、さわやかにあいさつ。その後の14日に、関東大学ラグビー(対抗戦・リーグ戦)のマン・オブ・ザ・イヤーに対抗戦全勝に導いたことが評価され、選出されたことを紹介されると再び大きな拍手が送られた。

ストイックな4年間を回想

脅威の走力が武器のフッカー武井(97キロ)は、明大が定めるラグビーのパフォーマンス・筋力・体組成結果を基にしたグループ分けで「筋力フォーカス」(質向上)に属していると切り出し「筋力が不足していたので自主的にウエート(トレーニング)をしたり、オフの日もしっかり食事を取るよう心掛けた。オフにどうしても揚げ物を食べたくなったら昼に食べ、夜は魚にしていた」とストイックな4年間を回想した。

「シェイプアップ」グループのCTB射場(88キロ)は「オフになると、地元で暴飲暴食して体重が増える。山田さんに怒られてました」と笑わせ「まず野菜を山盛りで食べ、さらにプロテインで胃を膨らませてから食事するようアドバイスを受けて3週間で2、3キロ落ちました」と感謝した。

一方でベンチプレス170キロを上げる身体能力を持つ射場。FW陣の最高値でも175キロという中、BK陣ではダントツの1位で「CTBは外国人が多くて自分より10~20キロは重い。対抗するために筋力はつけておこうと。ベンチプレスで相手を止められるわけじゃないけど、少しは関係しているのかな。入学時は120キロで、4年間で50キロ上がった、短期間では無理。継続の成果」と自負を込めた。

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