バターは、パンに塗ったり、料理やお菓子作りなどにもよく使われる食材。女性の約9割はバターを「好き」と答えていますが、「値段が高い」「堅い」ことなど不満もあることが、オレンジページの調査でわかりました。
20歳以上の女性922人を対象にした調査で、バターが好きだと回答したのは89.0%。バターを常備している人は64.9%で、常備しているバターのタイプは一般的な非発酵の有塩バターが最も多い75.2%でした。
バターの好きなところについては、「風味がよい」がトップで、以下は「おいしい」「コクが出る」「パンと相性がいい」「いろいろな料理に使いやすい」などが続きました。
一方、バターへの不満について最も多かったのは「値段が高い」。原材料の生乳の高騰で、バターの値段は上昇しているのが現状です。そのほかの不満は「堅くてパンに塗りにくい」「堅くて切り分けにくい」「カロリーが高い」などが上位でした。
最近ではバターに香味野菜やハーブなどを練り混ぜた「スプレッド」や、煮詰めたリンゴやイチゴを合わせた「フルーツバター」など、ほかの食材と混ぜ合わせた「アレンジバター」も人気です。自分でアレンジバターを作ることに関心を示す人も増えていますが、ここでもバターへの不満点「堅さ」が混ぜ合わせる際のネックで、「バターが冷蔵庫から出してすぐ使えるとしたら、用途が広がると思う」と答えた人は66.3%いました。