豆腐は栄養価が高く、さまざまな料理に使えてさらに価格も手頃ということで、日本の食卓に欠かせない食品です。特に「絹ごし豆腐」は85%以上の人が「好き」という、まさに国民食ともいえる存在ですが、常温で保存できる「常温豆腐」については認知率が低いことが、森永乳業の調査でわかりました。

調査対象となった20~60代の男女4998人に好きな豆腐の種類を聞くと、「絹ごし豆腐」(85.4%)に軍配が上がりましたが、「木綿豆腐」(78.1%)、「寄せ豆腐」(76.7%)も高ポイントを獲得しました。

森永乳業調べ
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豆腐を好きな理由は、「価格が手頃」「栄養価が高い」「さまざまな料理に使える」「そのまま食べてもおいしい」などが上位となりました。

森永乳業調べ
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絹ごし豆腐を食べる頻度は、「週1回以上」という人が54.1%と過半数。年代別には、60代の60%以上が「週1丁以上食べる」と回答しており、特に高齢の方にとって絹ごし豆腐は身近な食材であることがわかりました。

森永乳業調べ
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その一方で、豆腐を「常備していない(必要なときにだけ買う)」という人が56.9%で、週1回以上食べる人と同程度以上の人が常備をしていないことがわかりました。

森永乳業調べ
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豆腐を使うときに困ることについては、50.8%の人が「賞味期限が短い」をあげており、常備していない理由も賞味期限の短さが要因であることがうかがえます。

森永乳業調べ
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2018年に「食品、添加物等の規格基準」が改正され、豆腐が常温で販売、保存可能になり、常温で保存できる「常温豆腐」も販売されていますが、そうした商品の存在を66.1%の人が「知らない」と回答しています。常温豆腐の存在を知っている人は25%未満で、常温で保存できること、賞味期限が長いこと等、その特長まで知っていた人は全体で10%のみという結果でした。

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