成長しました-。ロッテ藤原恭大外野手(19)が8日、愛媛・西条市で行われた「ベースボールクリスマス」に参加した。ドラフト1位で入団してから1年。心と体が大きくなった。

募金箱を持つロッテ藤原恭大(撮影・久永壮真)

高校時代に178・9センチだった身長は、180・4センチに。体重も75・8キロから79キロ。太ももは2センチほど太い58センチになった。「最初は食べるのが嫌になって、全然食べられなくなりました。最近はちょっとずつ食べられるようになってます」。大阪桐蔭時代は、ご飯とみそ汁だけの日も。プロ入り後、無理やり食べようとしたが苦労した。最終的に「ご飯は山盛り1杯」という適量を見つけ出した。

ファンとキャッチボールをするロッテ藤原(右手前)(撮影・久永壮真)

心も成長した。約5時間、休む間もなくファンと交流。当初は慣れなかったが「元気をもらえるというのを身に染みて感じた。もっと頑張って、ずっと憧れられる選手でいなきゃと思いました」。声援を、重圧ではなく力に変えられるようになった。

開幕スタメンを勝ち取りながらも19打数2安打、打率1割5厘と壁に当たった。初めての追う立場。「結果が出ないと、なかなかモチベーションが上がらない。難しさを感じました。自分よりうまい人ばかりなので、それが一番楽しい。それが支えですかね」と苦しさをやりがいに変えた。

ファンとともに大玉を転がすロッテ藤原(撮影・久永壮真)

チームは9日に新入団選手発表会を控える。大船渡・佐々木朗希投手(18)はじめ、プロの世界で初めて後輩ができる。「野球以外の方がしんどかったので、佐々木くんもそうなると思う。どれだけキツく感じないかだと思う」。入団当初と比べ受け答えに余裕が生まれ、笑顔も増えた。大きく跳ねる2年目にする。【久永壮真】

(2019年12月8日、ニッカンスポーツ・コム掲載)