オリックス安達了一内野手が、人生初の81キロへの増量に成功したことを明かした。

大阪・豊中市でトークイベントに参加したオリックス安達(撮影・堀まどか)
大阪・豊中市でトークイベントに参加したオリックス安達(撮影・堀まどか)

23日、大阪・豊中市内でトークイベント「難病とともに生きる」に参加。16年1月に発症した潰瘍性大腸炎と折り合いをつけながらシーズンを送る中で、周囲の理解、サポートの大切さを訴えた。来季は「100試合以上は出たいし、ショートで出たい」と意気込み、増量計画に取り組んだことを明かした。

大阪・豊中市でトークイベントに参加したオリックス安達(左から2人目)(撮影・堀まどか)
大阪・豊中市でトークイベントに参加したオリックス安達(左から2人目)(撮影・堀まどか)

シーズンの体重は76キロだったが、現在は生まれて初めての81キロに到達。5キロもの増量に本格的に取り組んだのも、初めての経験だ。「(増量は)トレーニングと食事で。81キロは思うように動けるぎりぎりのところ」。シーズン中に減る分を補い来季、本職の遊撃で1年間、チームを支えるための準備だ。首脳陣の基本構想は太田、宜保らの成長に期待しながらも、正遊撃手の筆頭は安達。期待に応える覚悟だ。

(2019年11月24日、ニッカンスポーツ・コム掲載)