八村塁がドラフト1巡目指名で入団したNBAワシントン・ウィザーズのエースで、今年1月に左足のかかとにある踵骨棘(しょうこつきょく)の修復手術を受けてリハビリ中のジョン・ウォール(29)が、このほど米男性ファッション誌GQのインタビューで復帰に向けて食事改善に取り組んでいることを明かしました。

昨年末に自宅で転倒し、左アキレス腱を部分断裂。今季中の復帰は絶望的と言われる中、ウォールは将来的なケガ予防と偏食を克服するために、ケトジェニック・ダイエットに取り組んだと告白しています。

アメリカのバスケットボール誌「SLAM」の表紙を飾るジョン・ウォール

元々好き嫌いが激しく、特に野菜は一切口にしないなど、かなり偏った食生活。しかし、大ケガを負ったことを機に、野菜や果物のスムージー、ブラジル産のスーパーフルーツとして知られるアサイー、ラムチョップ、ステーキ、さらに様々な野菜を中心とした食生活に切り換えたようです。

「選手生命を長く維持するには、最高のレベルまで体を戻し、体重を落とす必要があった」。食生活を変えたことで約9キロの減量に成功。肉体の変化だけでなく、精神的にも自信を取り戻し、夏にウエートトレーニングを再開させてからは、より食事改善の効果を実感していると言います。今季はリハビリを続けながらアシスタントコーチとしてチームに帯同し、来季の完全復帰を目標にしているようです。

ケトジェニック・ダイエット 低炭水化物・高脂肪の食事法で、多くのハリウッドセレブも実践していることで知られています。この食事法では運動に必要となるエネルギー源を炭水化物の代わりに脂肪分から補い、脂肪燃焼を促すのが狙い。基本的に肉や魚介類、卵、野菜、ナッツ、食用油、高脂肪の乳製品などを中心とした食事で、野菜の中でも糖質の多い根野菜や芋などの摂取は控えめにすることが推奨されています。

【ロサンゼルス=千歳香奈子通信員】