<カーリング日本代表支える舞台裏>

カーリングのパシフィック・アジア選手権(中国・深■)は、男子がコンサドーレ札幌、女子は中部電力が出場中だ。アスレシピは、日本代表の食を支援する全国農業協同組合連合会(JA全農)の食事サポートに協力。石村智子管理栄養士が補食としておむすびを連日提供している。現地レポート第3回は、補食作りに使う調理機材や食材調達など、選手を支える舞台裏や、海外選手団の食事について紹介する。

中国・深■の電気街

同大会が行われている中国・深■は、中国南東部に位置し、アジアのシリコンバレーとも呼ばれる新興都市。繁華街は高層ビルが立ち並び賑やかだが、そこから50キロ程離れた大会会場と宿泊ホテル周辺は、これから開発されるであろうエリアでビルの建設ラッシュとなっている。

店舗には商品在庫なし

現地到着後、まずは炊飯器を調達しに、JA全農 広報・調査部の担当者の方と電気街へ。広い店舗にはあらゆる種類の商品がズラリと並んでいた。

炊飯器は同じアジア圏ならではの品ぞろえ

今回の補食おむすびは、一度に30個を、1日3回提供するため、炊飯器は3台購入。日本語はもちろん、英語の説明書もないということで、店員さんに使い方をレクチャーしてもらい、ボタンの意味などを細かく確認。早炊き機能もあり、日本製品と同じような操作ができることがわかり安心した。

中国では、通販文化が根付いてるため、店に在庫を置かない商品は多いそうだ。特に電子レンジは重量があるため、持って帰る客はほとんどいないらしく、店舗の在庫はゼロ。購入した商品は、倉庫からホテルに配送される形となり、その日の夕方ホテルに届いていた。

スーパーの日本食売り場

次に、おむすびの具材で足りないものを購入するために、スーパーへ行った。店員に日本食が置いてある売り場を案内されると、見慣れた日本の食材が種類豊富に並んでいた。日本製のお菓子売り場には、スナック菓子やクッキー以外にも和菓子のようかんが数多く陳列され、糖分補給に購入。そばやうどんは日本と同様に多くの種類が置かれていた。

スーパーの日本食売り場

主食が米という土地柄もあるのか、ふりかけ類も人気。日本でおなじみのキャラクターが描かれたパッケージが目立っていた。

スーパーの日本食売り場には、和菓子のようかんが数多く並んでいる

唯一、調理器具購入で苦労したのが「ボウル」。調理器具売り場を見渡しても見あたらず、店員に英語で「ボウル」といってもわかってもらえず、結局追加購入できなかった。おそらく中国では別の名称なのだろう。

次のページ海外選手は試合日どんなものを食べているのか