広島大瀬良大地投手が今季初の中5日で、25日中日戦に先発する。

22日に先発投手練習に参加し、ブルペンで40球程度の投げ込み。平成最後の本拠地マツダスタジアムでのメモリアルマッチに備えた。

キャッチボールする大瀬良(撮影・栗木一考)
キャッチボールする大瀬良(撮影・栗木一考)

昨季の開幕直後は足をつる場面も見られたが、今年はここまで登板4試合中3度クオリティースタートを達成する安定感が光る。「今年はそれくらい投げると思って、春季キャンプから準備してきた」。開幕からトレーナーのマッサージを受ける時間を増やし、交代浴も多めに取り入れてきた。また、食事管理やサプリメントの摂取に加え、筋肉量を増やすために負荷をかけたトレーニングを継続している。

アドゥワ誠(右)にアドバイスを送る大瀬良大地(撮影・栗木一考)
アドゥワ誠(右)にアドバイスを送る大瀬良大地(撮影・栗木一考)

平成3年生まれの右腕にとっても節目を飾りたいところだが「やることは変わらない。いつも通りに」と平常心を貫く。本拠地での平成最後のマウンドとともに、日程の都合上、再び中5日で登板すると、令和元年初日の5月1日阪神戦(甲子園)にも先発することになりそうだ。

(2019年4月22日、ニッカンスポーツ・コム掲載)