右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折でリハビリ中の日本ハム清宮幸太郎内野手(19)が、復活へ向け“にぎり飯トレ”を実施している。手術後約1カ月が経過した今月上旬から、リハビリの一環として生米を握り、握力強化するトレーニングを取り入れた。メジャーの選手たちも実践するメニューで力を蓄え、レベルアップして戦列へと舞い戻る。

13日、室内練習場で打撃練習をする日本ハム清宮

パワーアップへ向け、清宮が“にぎり飯トレ”を導入した。千葉・鎌ケ谷で行っているリハビリを兼ねたトレーニング。バケツいっぱいに入った米に手を入れて、握ったり、回したり。握力アップを目的とするエクササイズを取り入れた。

通常、前腕周りやひじ周り、手首周りなどに傷害を負った選手がリハビリとして行うもの。しかし、メジャーリーガーなどの外国人選手たちの中では、トレーニングメニューとしてなじみのあるものだという。日本ハムのウエートルームにも常備され、リハビリ目的の選手だけに限らず、筋力強化へのエクササイズとして取り入れる選手もいる。清宮は「握力も日に日に良くなっているという感じもある」と話すなど、効果を実感する。

リハビリ自体も順調に進んでいる。13日からはマシン打撃を再開。「振っていて良い方向にきているというか、なにも問題なく振れているというところでの気持ちのよさの方が大きい」。高卒2年目、同学年で同じ左打者ヤクルト村上は開幕スタメンを飾り、3本塁打を放つなど活躍を見せている。今後少しずつ振る強度を上げていき、早ければ今月中にも、屋外でのフリー打撃を再開する。

栗山監督は「スタメンでいける状態で、活躍できる状態で戻って来て下さい」と望んでいる。出遅れを取り戻すために、ケガする前よりも成長した姿で復活を遂げてみせる。【山崎純一】

(2019年4月15日、ニッカンスポーツ・コム掲載)