大相撲の新大関貴景勝(22=千賀ノ浦)が10日、東京・八王子市で行われた春巡業に参加し、朝稽古では相撲は取らず、基礎運動などで汗を流した。

巡業の稽古中に腕立て伏せを繰り返す貴景勝

3月の春場所後、大関昇進の伝達式をはじめ、多忙を極めたこともあり「体がしぼみ方が大きかった。だから基礎からやらないといけないと、最初から思っていた」と、3月31日の今回の巡業初日から、土俵下で腕立て伏せや四股などを続けている。相撲を取る稽古については「近いうちに。ケガしたらダメだから」と、体と相談しながら決めるという。

夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)では、新大関として優勝争いも期待される。「日に日に状態は上がっているか」の問いに「それはありますね。思ったよりも早く、ここまで戻った。だいぶ(ペースを)つかめてきました」と、順調に調整は進んでいるという。

稽古の合間に汗をぬぐう貴景勝

本場所の15日間のうちには、5キロほど体重が落ちると明かした。「しぼんだ」という体を戻すために、意図的に食事の量も増やすことを心がけているという。「ガソリンを入れないと、飯を食わないと全体的にスカスカになっちゃう。軽油じゃなくて、ハイオクを入れないと」と、高いパフォーマンスを維持するためにも、巡業中とはいえ、栄養面など食事も意識して、日々の生活を送っていることも明かした。

(2019年4月10日、ニッカンスポーツ・コム掲載)