<ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト2019(6)>

米アナハイムで5日から4日間、開催された「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト」の現地レポート第6回は、ヘルシースナック(軽食)についてです。

アメリカのスナックは、日本でいうスナック菓子よりも幅広い意味を持ち、小腹を満たす軽食のこと。これまでは、ハイカロリーなものが多いイメージでしたが、今年はフルーツやナッツ、旧石器時代の食生活をモチーフとしたダイエット食「パレオ」などを使ったヘルシーなものがトレンドとなり、ビタミンや食物繊維を多く含むものが主流となっていました。

パレオ

ここ数年ブームとなっているのが、パレオダイエット。旧石器時代の人が家の周りで見つけたり、作ったりすることができるもののみ食べられるルールで、肉や魚、野菜や果物、ナッツなどを中心とし、小麦や米などの穀物や乳製品、加工食品を一切摂取しないのが特徴です。そんなパレオダイエットをする人でも食べられる、アーモンド粉やキャッサバイモを使ったクッキーやパンケーキが注目されていました。

Paleo(パレオ)表示のあるスナック類がたくさん展示されていました

ヘルシースナックバーのメーカー、キャブマン・フーズは、フルーツやナッツ、グラノーラなどをミックスしたスナックバーを披露。

また、最近ではドライフルーツやナッツとカカオを一口大に丸めたボール状のスナックも話題になっていますが、クリエーション・ネーションは、ココナッツやブラジルナッツ粉、ココアパウダー、モンクフルーツ(羅漢果)から作られたミックス粉エナジー・バイト・ミックスを新発売。これに水やジュース、ヨーグルトやバナナなどを混ぜて丸めるだけで、手軽にパレオスナックが作れるようです。

自宅で手軽にパレオスナックが作れるミックス粉も人気

フリーズドライフルーツ

洗って、切ったりむいたりという手間が省けるフリーズドライフルーツは、忙しい現代人にぴったり。生食よりも食物繊維と抗酸化作用を多く含み、ドライフルーツとは違って、パリパリとチップスのような食感が楽しめるので、おやつとして人気があります。また、そのまま食べるだけでなく、シリアルやヨーグルトにトッピングして朝食に加えることもできます。

フリーズドライスナックの大手トゥルース・イン・スナックスは、バナナ、ブルーベリー、イチゴ、リンゴを使った「ハーベストシリーズ」と、ビーツや赤ピーマンなどの野菜から作る「サボリー・ベジタブル」を大展開していました。

本物のフルーツから作られたトゥルース・イン・スナックのフリーズドライ

フルーツ原料の菓子

砂糖を使わずにオーガニックのフルーツだけを使って作られたスナックもたくさん展示されていました。

デーツやフィグのドライフルーツを使ったフィット・フィット・バイツのスナック

今年はデーツ(ナツメヤシ)やフィグ(イチジク)が大流行。フィット・フィット・バイツ社は、それらにナッツやカカオを一緒に練り込んでボール状にしたものや、ドライフルーツとナッツをディスク状に練り固めたスナックをPR。

フィグを使ったスナックも多数紹介

砂糖、小麦粉を不使用ながら、本物のフルーツパイを食べているような味わいのフルーツバーを紹介していたのは、ベッティ・ルーズ社。携帯に便利な一口サイズのバーは、甘いものを補給したい時にいつでも健康的に食べられます。また、バナナを原料とし、見た目もビーフジャーキーのようなビーガンジャーキーも登場していました。

子供から大人まで人気のフルーツパイを食べているかのようなバー

砂糖無添加のバナナジャーキーは、テリヤキやスパイシーなチポーレ(燻製にした唐辛子を原料とした香辛料)ライム味など3種類のフレーバー展開

【ロサンゼルス=千歳香奈子通信員】