第91回選抜高校野球大会は32校が参加し、23日に兵庫県西宮市の甲子園球場で始まる。21日、大会最注目投手の星稜・奥川恭伸投手(3年)が兵庫・西宮市内で調整した。

初戦の履正社戦に向け調整する星稜ナイン(撮影・望月千草)
初戦の履正社戦に向け調整する星稜ナイン(撮影・望月千草)

最良のコンディションで、大会初日の履正社(大阪)との一戦に挑む。昨夏の甲子園初戦は開幕試合で「夏は(試合前に)動きすぎた。適度に動いて緊張感を持ちたい」。今回は第3試合。午前9時に始まる開会式から試合開始まで長時間待機となるだけに、準備運動にも気を配る。

試合のお供に2つの食品を指名した。「間食にゆで卵とか干し芋を持って行きたいです。腹持ちが良いので」。干し芋はビタミンが豊富で疲労回復に最適。食事面においても入念に計画しているようだ。

この日、奥川は午前中に25球投げ込み、午後はランニングで軽めの調整。野手陣はフリー打撃などに取り組んだ。山瀬慎之助捕手(3年)は「調子は良いです。バッティングで貢献したい」と意気込んだ。

(2019年3月21日、ニッカンスポーツ・コム掲載)