「ハマのプーさん」に中心選手の自覚? DeNA宮崎敏郎内野手(30)が25日、神奈川・横須賀のベイスターズ球場で自主トレを公開した。今オフは炭水化物を減らすなどし、ほぼベスト体重の87~88キロをキープ。打撃成績でキャリアハイ更新を目指すと同時に、主力としてチームをけん引していく姿勢を示した。

黙々とティー打撃を行うDeNA宮崎(撮影・鈴木正章)
黙々とティー打撃を行うDeNA宮崎(撮影・鈴木正章)

宮崎 いつもはオフで体重が増え、キャンプで変動がありましたが、今はキャンプに入って、すぐ試合できるくらいの体にはしているつもり。(目標は)やっぱりキャリアハイですね。

オフ期間もしっかり練習を積み「ついつい食べちゃう」という大好きな炭水化物を制限。きっちりした自己管理に自覚が伺える。17年に打率3割2分3厘で初の首位打者を獲得。昨季は打率こそ5厘下げたが、28本塁打、71打点の自己最高を記録した。30歳で臨む今季について「あまりチームを引っ張るという性格ではないけど、そういう気持ちでサポートできれば。(若手の質問にも)分かる範囲で答えたい」と話した。

黙々とティー打撃を行うDeNA宮崎(撮影・鈴木正章)

昨季はチーム最多の142試合に先発出場。「まずはケガをしない体づくり。今はいい準備ができています」。今季もチームの中心としてフル稼働する。【鈴木正章】

(2019年1月25日、ニッカンスポーツ・コム掲載)