プロ野球は2018シーズンが終わり、各チーム秋季キャンプが行われています。ところで選手たちは日頃、どのような食事を摂っているのでしょうか。横浜DeNAベイスターズの若手選手が生活する神奈川・横須賀市の青星寮で、球団管理栄養士の鈴木里美さんに話を聞きました。

プロ選手でも食事に対する意識に差

栄養士の渡辺麻菜美さん(左)と管理栄養士の鈴木里美さん

横浜DeNAベイスターズ総合練習場に隣接して建つ青星寮。ここは、入団した選手がまず入寮し、プロ選手としての第1歩を踏み出す場所です。在寮期間は選手によってさまざまですが、現在は25人の独身選手が在籍しています。

入寮当初は、選手によって食事に対する意識に温度差があるといいます。鈴木さんら管理栄養士は、寮での食事を通してプロアスリートの体に必要な栄養素の摂り方を伝えます。

シーズンに入ると遠征が頻繁にあり、ホテルでバイキングが多くなります。そんな時でも、自分に必要な食事をきちんと選べるようになってほしいという思いから、青星寮では朝と昼はバイキング形式で提供し、「主食」「主菜」「副菜」「果物」「乳製品」の5品目をそろえることを推奨しています。

選手の食事の取り方を見ながら、食堂でこまめに声掛けをするほか、トレーナーと連携し、体組成測定の結果を元にした食事指導や、スポーツ栄養セミナーなども実施しています。

選手の要望にもフレキシブルに対応

選手は朝晩の食事は寮で、昼食は練習場隣にある選手食堂で摂っています。休日と休前日の夕食以外は、必ず寮で食事を摂る決まりです。

栄養士が献立作成から発注、調理、提供まですべてを行うため、メニューは毎日違い、バラエティー豊か。選手からの要望にもフレキシブルに対応しています。

夕食の献立表。1500kcalを目安に、和洋取り混ぜてバランスよく(球団提供)

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