福岡のゴジラが松井部屋に入居希望だ。巨人ドラフト5位の折尾愛真・松井義弥内野手(18)が29日、福岡・北九州市内の同校で指名あいさつを受けた。巨人では松井秀喜氏以来の松井姓。「タイトルをいっぱい取って、チームに必要とされる選手になりたい」と大きな目標を口にした。

折尾愛真・松井は原監督のサインを手にポーズ
折尾愛真・松井は原監督のサインを手にポーズ

まず狙うのは出世部屋の獲得だ。松井氏は当時ジャイアンツ寮の410号室に入寮。その後、坂本勇も使用した。現在、寮は改装され、上位指名の選手は2階のバス・トイレ付きの部屋を使うことが多く、5位の松井が4階に入る可能性もある。「すごい部屋。住みたい? そういう気持ちはあります」と目を輝かせた。

身長191センチ、体重90キロ、足のサイズ30センチは若き日の松井氏を超える。原監督からは「まだゴジラより細身」と線の細さを指摘されたが、白米を1日7合食べて改善するつもり。「力をつけて、1軍で勝負できる選手になりたい」と本家ゴジラに近づいていく。

(2018年10月30日付日刊スポーツ紙面掲載)