フィギュアスケートの全日本シニア合宿が24日、長野・軽井沢町で公開され、春から拠点を米国へ移した女子の本田真凜(16=JAL)が新生活を語った。同門となった昨季の男子世界王者チェン(米国)らのジャンプを手本とし「すごくたくさん学ぶことがある」。兄太一(19)との2人暮らしでは「誘惑だらけなので日本食。毎日得意の卵焼きを作っています」と週5日は自炊に励んでいる。

強化合宿で「表現」の発表をする本田真凜(右)と三原舞依(撮影・松本航)
強化合宿で「表現」の発表をする本田真凜(右)と三原舞依(撮影・松本航)

 今季の新ショートプログラムは「格好いいダンサブル」という「セブン・ネーション・アーミー」。フリーは張芸謀監督の中国映画「ラバーズ」で「主役の強い女性を演じたい」。3枠の世界選手権出場を目指し「新しい自分を見せたい」と22年北京オリンピックへ進み出す。

(2018年7月25日付日刊スポーツ紙面掲載)